評価:☆☆☆☆(3.6)
普通程度に役に立ちます。
文庫サイズで携帯し易く、内容も読み易い。自分のような素人に適した内容なのですが、何分発売日が2002/11なので、最新の事例を含んでいませんので買って読む事もないです。
レビューに
「不況期に書かれたものなので問題企業に対しては言及されているが、伸びる企業に対する言及が不足気味」とある通り、確かにそういう面がありました(笑。
業種種ごとの粗利益率平均など頭に入れておいて損はない大まかな情報が掲載されています。
基本的な分析には十分使えますから、最寄の図書館等で見つけた場合は手に取ってみてください、見易く色分けされているのでサクサク読み進められますよ。
この本の流れを汲む最近版はこの辺のようですが、自分で読んでいないものは勧められないのでノーコメント。 個人的に勉強になったキャッシュフロー計算書の見方について抜粋
営業活動によるキャッシュフロー・・・本業
投資活動による(以下略)・・・固定資産や有価証券(株式・債券)の購入や売却による資金の増減
財務活動による(以下略・・・借入金や社債の発行、株式発行や配当金支払いによる資金増減
現金及び現金等価物が着実に増加していることが望ましい
まとめた表
営業活動によるキャッシュフロー + + + − − −
投資活動によるキャッシュフロー − − + − + +
財務活動によるキャッシュフロー − + − + − +
a b c d e f
a、優良企業 これで8対1対1なら超優良(4対1対5だと危ない)
b、積極的発展企業 やや借金体質、攻めの姿勢で設備投資している!?
c、出直し型企業 苦境を脱して経営が上向きな企業にこの形が多い
d、一発逆転期待企業 経営的には褒められないが、借金がうまく減らせれば・・・
e、最後のあがき型企業 半分死にかけているhs、借金棒引きなどで生き残りを模索?
f、お前は既に死んでいる!?
営業活動によるキャッシュフローがマイナスだと危ない自分の単純な理解では、
本業である営業活動によるキャッシュフローは+が望ましく、
(設備)投資にお金が出て行くのが普通なので投資活動によるキャッシュフローは−が望ましく、
資金調達である財務活動によるキャッシュフローは−が望ましい(つまり返済している!?)
結果、優良企業は
現金同等物が年々積み上がると勝手に納得してます。
たまにこういう四季報・決算書関連の本を読むと繰り返し学習になっていいですよね。