長期トレンド探索中

私的企業研究ブログ(主に株式と企業に関する話題を収集)、更新頻度とレベルは低い。
月別アーカイブ  [ 2008年06月 ] 

相場のこころ―マーケットの見方・考え方 

評価:☆☆☆☆★(4.3)



この本を手に取った理由は、ブログのコメント欄でお勧めの本を問われた"傷だらけの剣士さん"がこの本を挙げていたのを拝見して読書予定に加えました(笑。

あとがきによると本書はロイ・W. ロングストリートが業界誌の連載のために書いた70篇の随筆を基とし、末尾に訳者の林康史氏がテーマごとの(相場)格言を付け加えた構成となっています。
タイトル通りトレーダーの心に踏み込んだ内容は、剣士さんらしいチョイスだなと(笑)。

剣士さんの、物事を突き詰めて考える姿勢や、テンプートを活用したわかり易さと効率を追求したブログの更新、何より抜きん出てた胆力と、メンタルの管理が強く印象に残っているので、人の勧める本はその人の性格を表すものなのかな?などと思いました。


■注意点■
著者のロイ・W. ロングストリートは商品トレーダーなので株式メインの自分は若干?なところがありました(まあ相場に関する普遍的な話題がほとんどなので畑違いという問題はないでしょう)。

値段の問題。ものがないのか、Amazonマーケットプレイスで結構なプレミアが付いてるようでして・・・4500円って何!?(((((;゚Д゚))))
お陰でこの紹介文書くときに妙に畏まってしまいましたよ(笑)。

今みたら沢山供給されたらしく暴落してた'`,、('∀`)'`,、

でも高い金額出して入手する必要はありません。
内容が不足というのではなく、「自分はこの本の中古を少し前にイーブックオフで数百円で取得できた」のでイーブックオフあるいはブックオフで出物を待てばまともな価格で入手できるはずです。

じゃあ、管理人はプレミア本を安く取得できてホクホクかというとこれも違いまして・・・本に数箇所線が引いてあってね。イーブックオフに「もっとしっかり検品して」とクレーム出したら過去の利用実績を考慮してくれたのか、代金を返金して貰えました。

つまり本はただで手に入ったけど、この本をAmazonに出品する訳にもいかないので永久に自分用です(爆)。

イーブックオフさんの好意はありがたいのだけど、
プレミア付いてる本を安く販売しちゃったりして大丈夫なのかな?
まあ倉庫埋まるよりいいという判断もあるんだろうけど、一物六価というのを実感する体験でした。

長い前振りにお付き合い頂きありがとうございました。以下が本書の内容の部分抜粋です。


■メモ■
・相場で儲けるには4つのことが必要だ。知識、鍛錬された胆力、資金、そして、これら3つを統合する精根である。多くのトレーダーが・・・相場に知力と胆力を注ぎ込まずに金を充てようとする。

・間違いを受け入れず自己を正当化するために取引を続ければ、聖書にある「滅びに先立つは驕り」の言葉通りの結果に繋がる。

・「繁栄が訪れても、それを使い果たすな」孔子

・人が同じ相場状況で異なった反応をするのは、自信の有無により、これはストレス・ポイント(ストレスの限界)に合わせることによって決まってくるらしかった。
ストレス・ポイントに合った生活をすることで幸福と生産性を最大化できる(意訳しました)。

・勝者と敗者を分ける決定的な違いは、持って生まれた能力ではなく、失敗を回避する際に鍛えられる規律なのである。老練なプロがアマチュアと一線を画すのは、少ししかミスを犯さないということだ。
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」論語

・最大の損失は自信の喪失。持っていたものを一切合財失っても戻ってくるディーラーは多い。意志を失わなければ、一度ならず復帰は可能だ。意志あるところに道は開かれる。
「ここより入る者は、すべての希望を放棄する」ドーミエのデッサンの中にある取引所の入口に掲げられた言葉

・自分の知識信頼せねばならないけれど、それが疑う余地のないものなら、その信頼は妥当なものではない。
「エコノミストは理路整然と曲がる」
「何も知らない者は何も疑わない」ハーバート「異国風の格言」

「株式相場が大衆投資家を負かすのではない。大衆投資家が自分の弱さに負け、自滅するのである」W・D・ギャン「株価の真実」

・もっとも成功しているトレーダーたちは、いつも市場から資金を引き出している。彼らは決して相場へ追加資金を投じない。

・常に、リスクは使うことのできる資金(純資産)に対する割合として算出すべきである。これを毎日計算し、建玉すべての利益と損失の増減分だけ運用資金を増減させることだ

・自ら知っていることを口にするたびに、わが身を切り売りしているのだ。他人に繰り返し話すことで自己暗示にかかり、単純にそれを信じこむようになる。
「流言は智者に止まる」
「知る者は言わず、言う者は知らず」

・私が売りを好むのは、売り方が少数派であるからだ。大衆は、たいてい間違っている。たいがい、買い方だ。
「上がった相場は自らの重みで落ちる」

・「投機の失敗といって、負けを均(なら)そうという試み以上に愚かなことはない。損失が明白なときは損切り、儲けが明白なときは利喰わないことだ」レフィーバー「投機に生きる」


■おわりに■
かなり省略しましたし、テーマごとにまとまっていて一篇辺り数分で読めてしまう本なので読み返すことを前提手元に置いておきたい一冊です。

鍛錬された胆力、
意志あるところに道は開かれる。

・・・まさに剣士さんです(笑。
[ 2008/06/27 18:42 ] 投資本要約、実践系 | トラックバック(-) | CM(2)
慈悲の心で<(_ _)>
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