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“元祖”ロングテール 東急ハンズの秘密

評価:☆☆★(2.3)



私にしては珍しく辛めの評価になりました。
「モノが売れない消費不況の時代に小売業はどうすればいいのか?」
という問いが著者の頭の中にあるらしく、作中で何度か繰り返し語られます。
(そうした問題意識がタイトルの「ロングテール」という単語にも反映されているのだと思います)。

ただ、日頃から経済誌やテレビの経済番組でその手の話題は食傷気味で、東急ハンズ固有の話題をもっと掘り下げて欲しかったですね。

文量は220ページ。
フォントサイズは普通ですが、文字は中央部のみで上下に余白が結構あり、目新しい情報を探すように斜め読みしたところ2日で読み終えました(^^; 
(早い時間から取り組めば1日で読了できるものと思われる。軽量級です)。 


■基本情報■
東急ハンズ - Wikipedia

東急ハンズ - ここは、ヒント・マーケット。


■メモ■
・東急ハンズは東急不動産発祥(1976年)。
詳しくはwikipediaを参照↑

・初期の店員は元大工、元機械工。

・東急ハンズのロゴは「手の復権」の意味。
「道具という手の延長と言えるものを使って、新しい生活を創造する」というコンセプト。

・お客の求める商品を「提案する」

・業務用商材を客が買い易いように小分けにする。

・「POSシステム」より「マンパワー = 人手」
商品によって適正数が違う在庫管理は、顧客と対話する従業員の感覚を重視。

・幅広く専門的な商品を、大きな売り上げが期待できなくても揃える(ロングテール)。

・湯たんぽのゴムパッキン
「ないとは言わない」という辺りに著者のハンズマンとして矜持と力量が現れていて好印象。

「お客のニーズを仕入れる」
要望。求めに応える中で取り扱い商品を増やす。

・ネットの技術を使いリアル店舗を強化。
「店舗で「QRコード」から商品情報が得られれば面白い。」という著者の提案。最近だとAR(拡張現実)かな?
積極的に活用しているという話も聞かないので今後の努力目標でしょうか。年配の人が使いこなせるか、また若い男がカメラ携帯片手にうろうろは防犯面の課題もありそうで、今後の頑張りに期待しましょう。


■おわりに■
本書中で、店舗戦略(立地)に関する言及が皆無だった事が少々引っ掛かりました。
普通ホームセンターは土地代の掛からない郊外に展開していく訳ですが、東急ハンズは都市型で都心の賃料の掛かるエリアに百貨店のテナントとして入ったりしている印象があるのですが、こうした場所で回転率が低く嵩張るDIY用資材等を大量に置けば店舗経営は苦しくなるのは容易に想像がつくと思うのですが、
「最近(著者が退社したのは2007年)の東急ハンズは売れ筋を狙い過ぎていて、初期の頃の面白みが乏しくなった(意訳)」という著者の意見に対しても、ある程度売れ筋品の販売で稼がねばならない店舗事情があるのではないか?という風にも感じました。
遊び(余裕)・裁量権・冒険余地、というのは店舗立地やノルマ・売上目標、店舗責任者の立場によっても変わってくるので、十分に余裕が持てないとしたら、その事情と併せて考える必要があると思います。

いろいろ厳しい事を書きましたが、
「東急ハンズ」は好きなお店です。その賑わいや商品量、行けば楽しい気分になれる事も含めていいお店だと思っています。
家庭に配られる「折り込みチラシ」にも”提案していこう!”という気概が感じられてハンズらしさが出ている思います。
(私には雑貨を集めたお店という印象が強いかな?(^^;)

以上です。
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タグ :  東急ハンズ ハンズ ロングテール

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

外こもりのススメ―海外のほほん生活

評価:☆☆☆☆★(4.2)



面白い。バンコクガイド本・海外旅行の指南書としても、有益で、読み物としても楽しめます。
230ページほどで、4コマ漫画が10ページ以上、図表・写真も豊富で、2,3日でサラリと読めます。

本書は棚橋貴秀さんの遺作です。
こんないい人そうな人を犯罪に巻き込むなよ。゚(゚´Д`゚)゜。 うわぁぁん

個人投資家の憧れ?の南国でのリタイア生活を手に入れ、そのノウハウを公開してくれた本書はとても勉強になります。
投資の話題は触り程度で「自分で極めてください」という事なんだと思いますw

ネット株時代前の1999年頃から生き残っていた個人投資家ということで、投資の腕前もかなりのものだったと思います(月に10万円程は安定して稼いでいたらしいので、トレーダー型の才能があった人じゃなかったかと思います・・・という当初の感想は調べるほど曖昧になって行きました(^^;)。

結局、ビザ条件の緩さ物価の低さが鍵なのかな?

渡り鳥的というのか、流行りの言葉だとノマド的生活というのか?
生活条件のより良い場所(国・都市)を求めて、その時々で移動していくのがその本質みたいです。

だから、何十年後かに物価が上がったら別の国移らないといけないし、数年後にビザ条件がキツク変更されるかもしれない。
旅人と交流し情報交換を欠かさずに行う。

旅の延長という感覚なのかな?

私が日本に最適化され過ぎているせいか、情報交換やビザ延長に度々国境超える作業が煩雑に見えますね~(^^;。
まあ、人生に疲れて一時的に住みよい海外都市で暮らしてみるのも十分ありだと思います。

個人的に語学留学が興味を唆られました。
物価の安い国で生活費を浮かせつつ、語学スキルの向上を図る。結局人間相手に使わないと自分の語学力が実用に耐えるのか判断できませんからね。

しかし、筆者イチオシのタイは英語圏じゃないのが少々残念。英語圏のフィリピンは、著者が言うには「治安や住み心地でネガテイブ」だそうですが、韓国人留学生はフィリピン留学で語学力磨いているそうで、現地に行った人も「治安は問題ない」と言う人もいて、判断に迷います。

私は住み良さ、情報が多いこと、ネット回線が速いこと(笑)、現地在住の日本人の層が厚く、日系企業の進出が進んでいるタイの方が好印象でしたね。

ただ、お酒が好きで、女の子ともパーと遊びたい人には夢の国でも、私のように酒が苦手な人間にはあまり意味はないかもしれない(笑)。

実在の人物をモデルにしたと思われる登場人物が個性的で面白かったです。
本書を手に名前の上がっている東南アジアの都市で土着した日本人を探せばおそらく何人かみつかると思います(笑)。
棚橋さんを偲んで、酒を酌み交わす・・・なんて事もできてしまうかも!?

今生きている私達としては、棚橋さんが残してくれた海外生活の叡智を活かしていく事が、彼への供養になるような気がします。
本人は死んでも、残した成果物が多くの旅人を助ける。いい話だと思います。゚(゚´Д`゚)゜。
(本人的には決して良くなかったと思いますが、生活圏がバレバレなほど有益な情報を書いてくれた事も事実でしょうし、また、不可欠な旅人との情報交換の結果、金に困った切羽詰まった人物に目を付けられしまったんですかねー。長期滞在者の資金源が気になるのは誰しもか?これも一つの都市に長期滞在するリスクでしょうか?偽装のため簡単なアルバイトでも現地で行い、どうにか食い繋いでいるフリをしていれば良かったんですかね?)


■棚橋さんについてはこちら■
ネットゲリラ: 外こもり邦人男性が行方不明
コメント欄の噂が詳しいです。悪い事した訳じゃないのに、死後に個人的性癖まで、ある事ない事書かれていて可哀想過ぎる。゚(゚´Д`゚)゜。

安田誠 こと 棚橋貴秀 はいい奴だったのに・・・ | バンコク駐在員日記

ちょっと、サイドバーとかグロイ写真が多いので閲覧注意↓
タイ邦人殺人の顛末。殺された棚橋貴秀氏、そして森宏年と浦上剛志。

Traveler's Supportasia: 森被告に懲役13年!!浦上被告は最低無期か(1)
Traveler's Supportasia: 【速報】浦上被告に無期懲役の判決
こちらのサイト様もタイや東南アジアで活動しているようで詳しいです。

BRICs投資信託情報局:yasudaさん(棚橋貴秀さん-タイ・バンコク日本人男性行方不明事件)と私 - livedoor Blog(ブログ)
今回紹介する本書に関するまとめです。人のまとめに便乗してみました(^^)v(マテ。

著者の棚橋さんについて知って貰うために脱線しましたが、本書の内容に戻ります↓


■外こもり先選びの基準■
(究極的には人それぞれの理由とか好みの問題だと思いますが、ここでは著者が使っている物差しについてです)

「物価・治安・食事・ビザ・娯楽・インフラ」の6つ
が重要だそうです。

人によって我慢できるもの、より重要なものが違って来ますからね。
私はインフラ(ネット回線・買い物先・豊富な日系企業)と物価、治安、ビザ条件(これは強制条件でしょw)はほぼ鉄板かなと。
逆に資金に余裕のある人は物価の高い欧州でもヘッチャラですし、短期滞在の旅行ならそこまでインフラにこだわる必要もないと、意図・目的によって重視する項目が変動する。

つまり、最適な国も変わるという事なんでしょう。

・・・読み返していて気づいたのですが、評価の尺度に「言語」が入ってないwww
日本語・英語がどの程度通じるのかも人によってはとても重要だと思います(^^;。


■外こもるならバンコク(タイの首都)■
著者が1年半掛けて世界中を旅し、情報交換し、10年間外こもった末のイチオシだそうです。
(バンコク一択というより、本書には他の国に外こもっている人の話もいろいろでてきますが、自分の優先する条件に合致している割合が高かったのでバンコクを選択したそうです)。

タイ王国 - Wikipedia
バンコク - Wikipedia

ホーム | タイ国政府観光庁

・暑い国のためかマイペースでのんびりした人が多く、遊び好きで、仕事をしていない人も多い。

・日本人に対する好感度が高く居心地がよい。
文化的多様性というのか、タイ族85%・中華系10%・その他5%、南部のマレー半島にはイスラム系(マレーシアはイスラム教なので)と、異文化に寛容なお国柄なのでしょう(適当に意訳しました(笑)。

・アパートが月一万からある。ひと月6万円で十分な暮らしが可能。

・日系企業に関しては省略(↑wikipediaを読んだり、検索しよう!)。


■メモ■
・「国名+都市名+ブログ」で訪問先の国滞在している日本人ブロガーを探し、友達づくりや情報交換。
・現地のフリーペーパーを活用。

・ビザ条件。滞在可能期間が長く、更新に掛かる手間・費用・お金が少ない国が望ましい。

・お金の管理は「国際キャッシュカード・TC・クレジットカード」が基本。
(最近では外貨サービス流行っていますが、将来は複数の外貨を口座にストックしておいて、レートの有利な通貨で支払えるようになれば素晴らしいのかな?)

・格安の往復チケットを手に入れ、帰りの分は捨てる(セット方が安い事が多いらしいので)。

・海外旅行保険、年間10万円ほどから~。

・旅立つ前にしておきたい事(手続き)・・・細かい話なので省略。
(買って読むか、その手のガイドブック、旅人サイトで代用しましょう!)。

・ITバブル崩壊後(2001年頃)の損失をバイヤーとしてタイ雑貨のネット販売の利益で乗り切る。現在はバイヤーは競争が激しいので出版時は引退済みだそうです。


■おわりに■
細かい海外旅行のチップス(小技)、が多いので、全部はメモしませんが、旅の指南書としても優秀で、旅慣れていない方にはオススメです。
私も買います(今回は図書館で見かけて、読んだら面白かったので書評しましたが、後日入手します)。

ただ、投資系の話は特に参考にならなかったかな(´・ω・`)キリッ
(一応当サイトは投資系サイトなんで気になる人もおるかなと、ゲリラさんとこのコメント欄にちょろっと噂話が書き込まれてますが、初期のビギナーズラックの利益を大事に育てて行ったらしいとか、なんとか?(↑上の方のリンクの奴ね)

■株やFXの海外からのアクセスについて
・IPが海外からのアクセスだからという理由で弾かれる(アクセス不可)という事は基本的にないらしい(記述なし)。
・日本在住の日本人として口座開設を行い、郵便物を実家受け取りにするなど、連絡可能な状態にしておけば大丈夫ということのようです。
・日本との郵便物のやり取りに関する記述はないですね(他のブロガーさんのところを回って、安価で安全にやりとりする方法を探すしかないですね、小物類は自分が行き来する時に持っていくのかな?w)。

■データバックアップについて
この件も記述がなかったですね。旅人でPC必須の人は故障時の復旧プランやデータバックアップ、最近だとクラウドサービスの活用や、家庭内LANへの海外からのアクセスとかになるのかな?

活用してる人の情報を探して勉強しないといけませんねぇ。
回線速度の上り下りの速度差で家庭内LANへのアクセスは厳しいかもしれないですねー。暗号化してファイルサービス会社にでもぶち込んで置くのがいいのか?

注意深くネット回線の速い宿泊施設を選んだとして、現地の国のアクセス規制で閲覧・利用不可の可能性もある訳で、この辺も実際に上手に解決できている人の方法を真似するしかないのかなと。

最近の世界的なインフレ(物価の上昇)で現地の生活に掛かるコストも上昇しているんじゃないのか?
(特にアメリカのQE政策で食料・エネルギーコストが急増しましたからね。)
ジャックの談話室 : タイ&ラオス周遊(8)
著者紹介とサイドバーカテゴリを見て・・・(´д`)ェェエ工。
まぁ人それぞれですかねー(海外生活してる人にまで日本的価値観を押し付ける事もないでしょう)。

第237回 タイの成長可能性について | 広瀬隆雄「新興国投資情報レポート」 | 楽天証券
広瀬さんによると、タイは農業生産力も期待できると。タイ米の輸出で有名でしたね。

世界のライフスタイルがわかるJETRO「スタイル」シリーズ - 中国リアルIT事情
こちらのサイト様が紹介されているJETROの現地レポートが現地の生活水準(インフラ・物価等)の状況を知る上で凄い参考になりました。読み易いので是非目を通していただきたい。


■他の外こもりの人の話、あれこれ■
↓追記しました(^^;
なんで日本脱出しないの? - ガラパゴス速報
【ニュー速日本脱出部】日本なんか捨てて海外に住もうぜ|あふぃブロ!

海外で外こもり中だけど、何か質問ある? | アガペーちゃんねる
>好きな決め台詞を覚えていて、実際に使える場面に遭遇した時には宝くじを当てたぐらいの喜びを感じました。

>わたしはよく寝る前の空想時間に金持ちの親を持った娘ごっこしてます。
>40歳だけど。子供のころからやってたからね、もう癖で。

たかこ姉さんは感受性が鋭過ぎるんだね・・・。
NZ酷い国過ぎるwww

苛々するバンコクのネット速度|タイに魅せられてロングステイ
・・・なんかタクシン派の事業基盤の切り崩し的なきな臭ささを感じるのは気のせい!?(・∀・;)
とりあえず8Mプランがあり、メガクラスの速度出るそうですよ( ゚∀゚)o彡゚

そろそろ本気で海外へ脱出しようと思うんだが:ハムスター速報
う~ん(^~^;) 、2ちゃんねらーなら「とりあえずやってみれば?」的に送り出してあげて欲しかったかな?
「日本は住みやすい国だ!」のいつもの結論と、多くの詰まれてしまった、そうなりつつある人々の現状を思うと、国内の良さを実感するためにも旅立つ価値はあるんじゃないでしょうかね。

「じゃぁ、おまえは残りの人生タイで暮らしたいのか?」と、言われると微妙です(^^;。
タイ語の言語圏の狭さ(あくまでローカル言語)や学習教材の量と質への懐疑、個人的に土着するなら歴史資産の蓄積も評価したい・・・沢山ある?ほとんど仏教系だよね・・・創価とか仏教系にあまりいいイメージないんだよね(タイとかチベットとかスリランカとか、現地の生活に溶け込んでいるものは味わい深いのですが、国内の新興宗教とかカルトとかのマイナスイメージが大きくて(^^;
自分で理解していないお経とかを盲目的に有難がったりしたくないし、ブッタにしろ、モーゼにしろ、イエスにしろ、ムハンマドにしろ、預言者というより"人間"として人類の歴史に偉大な足跡を残した人、人々を導いた人として理解したいんです。

ちと、話題を広げ過ぎたきらいもありますが、頑張りました(^^)v

以上です。

最後に、棚橋さんのご冥福を祈ります(-人-)合掌。
タグ :  海外 外こもり 旅行 タイ バンコク 殺人 事件 物価 インフレ

テーマ : タイ旅行
ジャンル : 旅行

ヘッジファンドの帝王 マイケル・スタインハルト

評価:☆☆☆★(3.7)



面白い事は面白いのですが、その面白さはユダヤ系移民の北米での生活だったり、ユダヤ人の側から見たイスラエル問題だったりで、投資・相場と違うものが多いような・・・(^^;

マイケル・スタインハルト氏の自伝的読み物という理解でOKでしょう。

マイケル・スタインハルトは「マーケットの魔術師」の中で、売り買い両建てポジションのネット比率(売り超過(買い超過))を調整することで、下げ相場でも巧みに利益を出している姿と、何より”強烈な逆張り精神”が印象に残っていたので、彼に関する本を読んでみました(^^;

まぁ、私も逆張り人間ですから。つまんない訳はないのです(私にとってはwww)。

単行本: 411ページ
文字が大き目なのでそれ程ボリューム感はありませんでした。数日で読み切れます。


■メモ■
・ファンドの運用成績:1967年の1ドルが1995年の引退時には481ドルに。

・1980年代初頭、スパイラル・インフレーション、長期国債の利回りは80年の10%から81年の9月には16%まで上昇。短期金利は17%まで上昇。
経済の鈍化で金利は低下し債券価格は上昇。短期間で60%のリターンを達成。

・FRBの通貨供給量の成長が止まること、景気後退の兆候は債券投資家には朗報。 

・そのときに至るまで、ローブ・ローズはコングロマリットを調査体調から除外しフォローしていなかった。
企業の「内部的な成長」には、合併による成長などよりはるかに大きな価値があり予測しやすい。コングロマリットを扱うには「粉飾決算」見抜く必要があった。
(こういう姿勢もありじゃないでしょうか?確かにM&Aが絡むと売上や利益の連続性が途切れますからね~)

・私たちが自分の財産のほとんど全部を、投資家と一緒になって投資することが決定的に重要だと思っていた。そうすることで投資家とパートナーになれる。

・トニー氏(アナリスト)の異常体質の話(面白いけど省略)。
劇的な変動を予想、例えば、ある市場の人気株が80ドルで売買されているとする。これが1年以内に10ドルになるなどと、確信を持って話すのだ・・・

■売り
・株価が高ければ売り。
ニフティ・フィフティを売り。
・「上げ相場で売れ」
売っておくことで投資(ポートフォリオ全体・買い持ちが?)が安定する。一種の保険。

・証券会社からの"ケツ入れ"の誘い……証券会社の買い持ちをファンドの売り持ちとブロック・トレード(一括取引)で決済しませんか~?(してくれませんか?)
賢明な売り方は時間を掛けて売り、辛抱強く反対売買しないで待つ。


■ポートフォリオ管理
・常時(毎日)評価をやり直す。
・いったんすべてのポジションを清算してやり直すことも。
・損失を出しているときは現金比率を高める。
・月次、週間、日々のベースにおいてさえ利益を出す!(目指す!?)

・1ヶ月ほどの間に55%の売り越しから35%の買い越しに切り替え。
マーケットはタイミングが重要。十分な調査を行う時間的に余裕がない場合は、株価1桁の優良株(1株あたり純資産の75~80%、株価収益率7倍ぐらい)を広く浅く買う
(注意:アメリカ株の場合ですよ)。

・IBM、早すぎる利食い。
すでに存在するトレンドを辿るより、曲がり角、すなわち転換点をとらえることに私はより大きな興味を持っていた。


・ヨーロッパ債券市場での流動性枯渇
普通なら相互に関係のない各種の(グローバルな)マーケットが、緊急時には必ず突如として関係しあう。

・「バースライト・イスラエル計画」
イスラエル国外の若いユダヤ人のイスラエルへの短期の無料学習旅行を支援する計画を実行し、ユダヤ人の帰属意識や人脈づくりを支援(意訳です)。

・今やこの仕事から身を引くときが来た・・・以前のような精神的な報酬は得られなかった。・・・夢見たことは達成し・・・。だが、成功による心の高揚は以前ほどは感じられなくなり、失敗による落ち込みが深くなった。
(。゚(゚´Д`゚)゜。 うわぁぁん、相場人の最後としてありそうで困るw)


■おわりに■
ギャンブラーのお父さんのキャラ立ちが異常ですw(無愛想な赤毛の大男、交友関係はユダヤ系ヤクザまでと幅広い)
第二次大戦中の政府の金買い上げに便乗し、金製品を買い漁り、金塊を政府に納めることで宝石商へ。


■ユダヤ人の頭の良さに関して
・ユダヤ人の出来の良い少年はみなそうだったが、私も中学校を3年ではなく、2年で卒業した。そこでは知能指数が130以上だとSP(スペシャル・プログラム)というカリキュラムを受ける……飛び級が許される人のほとんどはユダヤ人だった。

マジでそういうのあるみたいです↓気になる。

>・ヨーロッパ系ユダヤ人に傑出した学者が多いのはなぜか?

Amazon.co.jp: カスタマーレビュー 一万年の進化爆発 文明が進化を加速した
>・・・つい先日ネアンデルタール人のDNAが北欧州人中心に残っていることが判明しました、知る人ぞ知る事実だったのでしょう。・・・

>アシュケナージ系ユダヤ人の知能の高さについて。ここは多分、そうだよなーという漠然としたイメージ、でも何となく本当でも公の場でここまで明確に立証、・・・(レビューワーも彼ら彼女等とのビジネス経験から、「これは勝てん」は実感です)。

((((;゚Д゚))) <アマゾン徘徊していて、タイムリーに関係しそうな話題見つけてビックリしました(汗。

皆さんも、子々孫々のために今から勉学に励んで遺伝子強化?とかどうですか~?(^^)(マテ。

父さんがギャンブラーな私的には投機癖の遺伝とかマジ勘弁ですねぇ~。
(本書(一番上の)を読んでいて感情移入したり、受けたりw、空恐ろしいもの感じたり、複雑な心境が堪能できました)。

価格以上の価値がある(゚∇^*)dグッ (やめろー)。

以上です。
タグ :  ヘッジファンド マイケル・スタインハルト ユダヤ人 知能 優秀な学者 ネアンデルタール人 遺伝 遺伝子

テーマ : 株・FX投資に関する本の選び方
ジャンル : 株式・投資・マネー

海の帝国―アジアをどう考えるか

評価:☆☆☆★(3.3)



普通かな?。
シンガポール・東南アジア諸国の成り立ちがわかります。
シンガポールの建設とラッフルズ辺りが面白い。というかもっと知りたかった。

できればマレーシアとシンガポールの関係ももっと情報が欲しかった
(水の供給を頼っていたり、シンガポールにとってマレーシアとの関係は死活問題じゃないのかな?)

オランダ領東インドやこの時代の話は興味深い。後半の現代の東アジア・東南アジア秩序に繋がる文脈も興味深いのですが、前半にあった現地の習俗の話からややイデオロギー、戦略的な意図に視点が移っていて、つまらなくはないのですが、前半ほどの面白みは感じなかったですね。
(これは管理人の趣向が近代史・地政学より、地理・歴史に傾いてるせいかもしれん(笑)。

新書: 218ページ
1日2日でアッサリ読めるタイプの本ですね。


■人物+関連項目■
トーマス・ラッフルズ - Wikipedia

シンガポール - Wikipedia

リー・クアンユー - Wikipedia

マレーシア - Wikipedia

マラッカ海峡 - Wikipedia

クラ地峡 - Wikipedia
地図見て、「この狭いところ通れれば近道じゃないか?」と思えば、同じこと考えた人が多数いた模様www
これ、やれば「シンガポール」の強みの幾らかを崩せるし、タイは儲かるんじゃないですかね?(タイ・マレーシア・ミャンマーの国境が近いから難しいのかな?)


■メモ+意訳+その他■
・東南アジアは「まんだら」システム(王たちの影響圏)からリヴァイアサン(近代(植民地))国家へ。
東アジアに比べ人口希薄のためか?欧州列強からの鎖国に失敗。

・イギリスは東南アジアでも暗躍(中東の方は有名ですがw)。
東南アジア地域の交易・統治の拠点として「シンガポール」を建設。

・元々マラッカは、マカオからやってくる中国商人と、インドからのインド人商人、それに周辺の(マレー・インドネシア)の商人が集まる一大交易地(かなり大雑把にまとめました(笑))。

・華僑ネットワークの成立
苦力 - Wikipedia
中国人(沿岸部からの)移民を奨励、イギリスは定住した中国人と組む事で支配体制を固めることに成功。
現在の華僑ネットワークの元に。

・東南アジアの国々でも華僑の比率は国によってマチマチ。
シンガポールでは多数派で経済力も強い。タイ・マレーシアでは経済力が強いが多数派ではない。インドネシアでは経済力は強いが少数派。
マレーシアでは(格差解消のためか?)マレー人優遇政策が採られていたり、タイでは華僑系のタクシン氏が追い出されたり、せめぎ合い!?
比較的自由に華僑の国として確立しているのは「シンガポール」だけなのかな?

ただし、軍事面では独自路線で「星光計画」なんてものを台湾と結んでいる。
華僑ではあっても中国共産党とは別の華人国家でありたいという表れなのかな?


・「ヨーロッパの中のドイツ」と「アジア人とは考えない(日本人と考える)日本人」を同じように考える必要はない。
という指摘は改めて言われればもっともですね。隣接してる欧州各国に比べ、海で隔たっているアジアの国を一緒くたにしても纏まる訳がない。アメリカと個別に結びつくことで安定化は達成できてる訳で、「東アジア共同体(笑)」なんてナンセンスなのですね。

(経済界の願望と政治家の夢想の産物という事か?(言い過ぎですか?))


以上です。
かなり大雑把に、自分の興味ある部分だけまとめました。本書から脱線しました<(_ _)>すみません
タグ :  シンガポール マラッカ海峡 東南アジア ラッフルズ 華僑 苦力

テーマ : 歴史関係書籍覚書
ジャンル : 本・雑誌

グーグル誕生

評価:☆☆☆☆★(4.1)



出版年:(2006/5/31)イースト・プレス
単行本: 472ページ (文字がびっしりで結構な重量感があります(笑)。

グーグル創業期から上場直後までを扱った内容です。
シリコンバレーのベンチャー気質が味わえ刺激になります。著者の立ち位置がややグーグルより?というのは少し気になったかな?(笑。


■人物+基本事項■
Google - Wikipedia

・グーグルの意味

■創業者
ラリー・ペイジ - Wikipedia
セルゲイ・ブリン - Wikipedia

エリック・シュミット - Wikipedia
CEOとして、グーグルに参加。
北アメリカ以外から得られる広告収入5%に過ぎない事を指摘、海外営業拠点を開設し、ユーザーの60%を占めるアメリカ以外の広告主を開拓。


■システム■
・自作(組み立て)した数十万台のコンピュータとソフトウェアが両輪。

・分散処理、使えなくなったコンピュータを迂回。
火災時も、データセンターの分散とバックアップにより、滞りなくサービスを継続。


■メモ■
・1995年、春。ペイジとブリンの出会い。
スタンフォード大学、コンピュータ・サイエンスの博士課程の学生時代・・・。

・ラリー・ペイジ、学術研究誌に掲載される論文の"引用"から、リンクが沢山張られているサイトを重視する仕組みを考案↓
ページランク - Wikipedia

・1997年、原始的な検索エンジン「バックラブ(BackRub)」を開始。スタンフォード大学内で人気を集める。
データベースとユーザーベースの増加に対応するため、安いパソコンをかき集め、つなぎ合わせることで対応した。

・アドワーズ - Wikipedia
自社で広告を取りまとめ、検索結果の右側に広告を表示し、収益化。

・上場以前は、マイクロソフトやヤフーの参入を避けるために、会社の財政状況、高い利益率について外部への公表を控えた。

・グーグルは、・・・検索一つひとつに対してコンピュータ・アドレスがわかるデータを保管している。Gメール使用しているなら、登録データから検索データを身元や名前と結びつけることも技術的に可能(意訳しました)。

・図書館デジタル化
「・・・ペイジは未開発のデータの山を捜していた。その山をデジタル化して、オンライン検索を行えるようにしよう、と考えていたのだ。・・・」
「・・・僕たちは全部スキャンする。」


■感想■
グーグル登場以前、検索エンジンはまったく儲からない。面白みのない、重要でない分野と思われていた。
しかし、ユーザーは検索の精度に不満を持っていた。

検索という行為そのものより、正確な検索結果を実現させるために必要な技術の中に、web上の重要な発見があったということなのかな?
(膨大なデータをすべて格納し、索引し、序列を付け、瞬時に並べ替え、解を提示する。その量を格納するために分散処理型のデータサーバーを数十万台設置し、高速で任意のデータを選び出す・・・)。


特定事業者のサービスを多数利用するリスク、「グーグルは個人を特定する情報をどの程度掴んでいるか?」は考えさせられる内容でした。集中した方が便利なので、ついつい集中させてしまいますからね。


なんだろう。サーゲイ・ブりン氏の方が、知性・数学力で勝っている天才肌のエンジニア(愛嬌とか、無邪気さとか、時に生意気だったり?)、
ラリー・ペイジ氏の方は、発想型の天才というのか、突飛な事を思いつくタイプなのかな?個人的に強く印象に残ってる。

「僕は、ウェブ上にあるものを全部自分のコンピュータにダウンロードしたい」と考えていた。
(1週間で可能と見立てた)

「自動交通システム。同じ型の車だけがそこら中を走り、任意のものに乗り、目的地を伝える・・・」
都市設計!?車は移動手段にすぎないからT型フォードがあれば十分と考えていたヘンリー・フォードを思い出しました。

>指導教官のモトワーニ教授いわく、
>「物事を深く考えるタイプの人間。どうして物が動くのかを知りたがっていた。果てしない野望を抱いているのに、おだやかな物腰をしていた。・・・」

そして、ペイジとブリンの二人にはアイディアをサービスに昇華させる技術力があった。


巨人マイクロソフトの目を如何に逃れるかが、ベンチャー企業の生存を左右する重要な要素という話も面白い。
マイクロソフトと、その他のネット企業の関係がシリコンバレーの歴史を創って来たのかな?

以上です。
タグ :  グーグル google ラリー・ペイジ サーゲイ・ブりン

テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

大英帝国衰亡史 中西輝政

先月から本のまとめをしてませんでしたね。
歴史系の本を読み始めたら時間が掛かってしまったり、積み書の小説系を片付け、語学学習系の本を手に取るも基礎力不足らしくスラスラとは行かず・・・、読書ペースが乱れてましたww

年間のまとめ関係でデータ加工や計算ものが多かった事、家の手入れもあったかな。


評価:☆☆☆★(3.9)




■はじめに■
大英帝国の衰退の原因は、著者に言わせると「貴族階級の精神的衰え」らしい(爆)。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工 <結局精神論かよ~。
「この本、手に取って失敗だったかな?」と思いましたが、読み進めると、巻末の”解題”で別の方が書かれているように、確かに著者は相当な量の文献に当たっている。なるほど(・∀・;)とは思いました。

ただ、中盤が結構読むのに時間が掛かりました。前半の発展過程と、後半の大戦から現代に至る部分は加速が掛かりました(笑。

全部で379ページ、まずまずの分量です。

本書を手に取った理由は、タイトルが自分の興味に合っていた事。
交易で長期間栄えた海洋国家(ベネチア、イギリス)については、加工貿易で頑張ってる島国の者としては学ぶところも多いだろうと、歴史面・経済面の興味が合致したので読んでみました。


■メモ■
(経済の本じゃないので、管理人が気になった部分のみ抜粋)

・アメリカ独立戦争(1775~)で負けた後に、ナポレオン戦争(1793~)に勝利し、最盛期へ。

・敗戦より、国論が割れ、力が分散する状態の方が危険。

チャーチル・・・巧みな弁舌と外交判断(アメリカの参戦等)で第二次大戦を勝利に導いた優れた指導者の印象が強かったのですが・・・、国力(国庫)をすべて費い消してまで"勝ち"を得るより、適当なところでドイツと講和し、財政の建て直しを図っていれば大英帝国を延命できたのでは・・・という指摘は興味深い。

・勢力均衡戦略(バランス・オブ・パワー)
「低地」の独立。欧州大陸の低地諸国(オランダ・ベルギー等)が軍事大国に支配されると英本国への侵入が容易になるため、これを予防する。

エリザベス外交
(1570年前後)・・・それらしい"噂"を流して金融市場でのスペインの戦費調達を妨害。
(・∀・;)<やっぱり金融市場の活用は中世から伝統か?

フランシス・ウォルシンガム - Wikipedia
MI6の設立ですぞー!
外交情報の2重3重チェックによる伝達ミスの防止が狙いだそうです。

・オックスフォード大学(11世紀開校)

・1775年、「アメリカ独立戦争」
欧州列強の包囲、親アメリカ派による国内世論の分裂。

・1861年、アメリカ南北戦争。
国内世論の分裂と、北部の物量と動員力の前にイギリスは介入できずに終わる。
→次の「超大国」へ。

・1899年、マッキンダーのシティ(イギリス金融街)での演説(意訳です)
「イギリス産業(製造業)の脱落は、経済センターの分極化で避けられないかもしれない。
しかし、それを統制する「頭脳」としての金融・情報センターこそ世界制覇のための戦略拠点であり、製造業ではなく、むしろ金融と情報を押さえる者が結局は国際競争の勝者となるのである。」
今日に続く流れでしょうか?

・1960年代、欧州回帰。
「脱欧入亜」の「大英帝国」が終わり、「脱亜入欧」、欧州の一員としてのイギリス、ECに加盟(のちのEUへ)。


■20世紀型の戦争
ホレイショ・キッチナー、"マシーン戦争"、総動員体制。
徴兵制の導入、組織化、集中配備、系統的な補給体系、圧倒的な火力・・・世界大戦型の新タイプの軍人。

「ソンムの戦い」
志願兵のエリート層を大量に失う。1914年時の50歳以下のイギリス貴族男子の20%が戦死。
オックスフォード、ケンブリッジの3人に一人が死亡し、ゴースト・タウン化した。

「バトル・オブ・ブリテン」の代償。
30年間の平均GDPの25%を戦費に費やす。

・1939年から1945年までの5年間で、11.2億ポンドの海外資産を売却され、債務は4.7億ポンドから33.6億ポンドに増加した。
(中東の石油利権がアメリカへ売却される)。

・英の第一次大戦の戦死者、90万人。第二次大戦の戦死者39万7000人。
(同時期のドイツは、180万人、350万人)


■アメリカの老獪さ
欧州各国が国力を費消した後の、末期の大戦に参戦。

「レンド・リース法」
戦後、イギリスの輸出の障害に・・・輸出が3分の一に激減。

「英米金融協定」
米は酷い条約を次々に結ばせてます(ポンド圏の解体)。


■おまけ■
以下、毎度の事ですが脱線しますw、気になる方は読んでください。
タグ :  イギリス 大英帝国 新聞 歴史 経済 アイルランド チャーチル

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テーマ : 歴史全般
ジャンル : 本・雑誌

サムスンの研究

150円で買いました!この本(定価2000円)。
ひでぇ。売り手が?在庫?出版元?著者?私?この書き出しが!?

冗談はさて置き、日本の電機メーカーを叩きのめした電機の王様、韓国のサムスン電子に関する本です。
まあ、敵を知らねば、どれ程違うのかわかりませんからね。

評価:☆☆☆(2.9)



読み難い。
むしろサムスンが可哀想です(/∇\)


内容以前に本の構成が可笑しい。
各章をサムスンの各事業部のトップが宣伝マンの如く説明してくださるんですけど、事前にその説明をキチンとすべき。序文に「・・・ユニークな構成」とあるけどはっきり明示して欲しい。
「私は・・・」
・・・(アレ!?)なんだか宣伝くさい文章だな。
「私は・・・サムスン電子の社員に・・・言った」的な文章に遭遇して、
Σ(゚Д゚;<この"私"著者じゃないし。
びっくりしました。

上記の構成上の問題。
更に各章の初めに各部門の担当者が"サムスン(サムスン電子)全体の説明を繰り返しする"訳です(3回も4回も・・・(/∇\))
社員数が全世界で何人とか、ブランド価値の上昇とか、人材が強み、デザイン強化、特許出願件数とか、

わかったから・・・同じ話を繰り返さないでくれと。
これは編集不足なんじゃないかと。
各事業部のトップの話は担当部門の話に限定して、全社的なことは分けて最初に書くとか、サムスンの成功を各自がどう評価しているかは、別の章にまとめる、あるいは各章の末にでもわかり易い形でテンプレ化して記述した方がよかったんじゃないかと思います。
「日経ビズテック」で掲載された文章を、十分に削らずに載せたためにこうなったのかなと。

60数ページ辺りから、持ち直し面白くなって来るのですが、後半の250ページ辺りからの社会貢献活動等も宣伝的で退屈です。もう少し後読感が良くなる閉め方を心掛けて欲しかった。

以上、
最初の60ページをもっと読み易くなるように気を配って欲しかったですね。それがネガティブなバイアスに繋がってしまった気がします(^^;


ただ、李健熙(イ・ゴンヒ)会長の存在感が際立っています。
そりゃ、10数年ほどの短期間で日本の家電メーカー全てを抜き去った訳ですから、そのリーダーシップが凡庸な訳がありません。
李健熙 - Wikipedia
・93年、当時質が悪かった自社の携帯電話15万台を回収し、運動場で焼却処分。他に、洗濯機事件等を経て品質改善を徹底。

・同じ映画を異なる視点から3度も4度も見る。(・・・性格が現れているんじゃないでしょうか?(^^; )

・子供時代に玩具を分解して内部構造を調べる。アメリカ留学時代には、車を乗り換えながら分解整備して、転売益を得る。将来は車の電子化を予測・・・
(  Д ) ゚ ゚


■会社の詳細はWikipediaで・・・■
今回は上記に説明した諸々の理由により、詳細なまとめはしません、補完よろしく!<(_ _)>↓

サムスン電子 - Wikipedia
サムスングループ - Wikipedia
>黎明期には三洋電機NEC、成長期には東芝、そして飛躍期にはソニーと、日本の電機会社無しでは存在し得なかった、・・・
Wikipediaの内容、事実にしても酷過ぎる(><)是非読んでください!

(本書でも、NECはTVより難易度の高いPCモニター向けカラーブラウン管技術を供与してくれたと感謝されてます(o^^o))

日本の電機メーカー各社は猛反省していただきたい。
まあ、リベンジする前に資金が底をつく(つまり手遅れの企業がほとんど)でしょうけど・・・


■メモ■
・時価総額が韓国株式市場全体の21%(Wikipedia(2009年7月時)では1割ほどの約8兆円

IMF危機(1997年)、93年より「量」から「質」への新経営への取組みが奏功。
他、社員の3割をリストラ。給与も一律3割カットを断行。120のビジネスを処分し、3つのビジネス分野に集中(携帯電話機、半導体メモリー、FPD)。

・「世界の一流大学と産学連携で共同研究」、「ベンチマーク経営」

・中核となるCEO人材郡には将校経験者が多く、組織を主体的に動かした経験を持っている。

・役員の過半は50歳以下、ただし成果が上がらないと2年で退任。

・外部から「革新人材」のスカウトに成功した上級幹部にボーナス。

・実績次第で年間報酬に3~5倍の差。

アナログからデジタルへの技術潮流の変化。技術の断絶が新規参入者に有利に働いた。

・各国の法人税率の違い。台湾はゼロ、LG7%、サムスンはもう少し多いらしい。これが巨額投資の源泉に・・・

・英国のある調査結果によれば、デザイナーに対する投資で得られるリターンは、エンジニアの5倍以上に上るという。

以上です。


■おわりに・・・(感想、与太話)■
タグ :  韓国 サムスン NEC 東芝 李健熙

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テーマ : お金の勉強
ジャンル : 株式・投資・マネー

デザインにひそむ〈美しさ〉の法則

評価:☆☆☆★(3.3)
特に悪いという評価ではなく普通という評価。



正直デザイン系の本というのは”感覚的なもの”が多いためか経済本や歴史の本ほど着地点が明確じゃないという言うのかな?
受け取った情報の評価に困ります(普段、経済系の本しかレビューしてないので(・∀・;))

ボリューム的なものもあるのか、新書で176ページ なので斜め読みしたら数時間でサラリと読めました。

構成もちょっと・・・最初に黄金比率・白銀比率を求めるところから入るのもどうなのかな?
(いや、デザインの基本として重要ですが、素人を取っ付き難くくしているんじゃないかな(・∀・;)?)


各章のテーマ分けはよくできてると思います。
シンプルデザイン、人間工学ピクトグラムアフォーダンス(対応付け)、地域と文化、老人用紙おむつの話は面白かったです。広く浅くデザインにまつわるテーマに触れる本と言って差し支えないでしょう。


■メモ■
・「丸、三角、四角」はデザインの基本形態であり、国や地域、文化を超えてわかり易いデザインに繋がる(意訳です。)
プレイステーションのキーはもろに○△□×ですねw

ミッフィーはシンプルデザインの優等生。

・「最大の売り」や「基本機能」が多すぎる製品は、かえって特徴がわかり難くなって、売り辛い・・・
典型的な日本メーカーのことですね(/∇\)わかります×2

・中近東では空色の”青”は暑苦しい色で、オアシスの”緑”が涼しい色というのは初めて知りました。

著者に関しては、wikipediaに記述がなかったので、代わりにご本人のブログをチェックしてください(o^^o)↓
木全賢のデザイン相談室

以上です。
タグ :  デザイン 木全賢 人間工学 ピクトグラム アフォーダンス

テーマ : シンプルライフ
ジャンル : ライフ

巨象も踊る

評価:☆☆☆☆★(4.4)



出版年: (2002/12/2)
単行本: 456ページ (簡単には読み切れないなかなかのボリューム、後半でややダレれました)。

本書は、現在ソニーの会長を務めるハワード・ストリンガー氏も英語版をボロボロになるほど読み込み、著者に会いに行ったほどと、以前何処かで読んだ記憶があります(アバウトですみません(/∇\))

本書にある「ネットワーク社会ではパソコンは、数多くのネットワーク端末の一つにすぎなくなる」
この論に従い製品のネットワーク化を進めているのでしょう。


■感想と注意事項■
賢い!言葉の選択が巧みで知性を感じさせます。
対話力。問題把握能力。時機に即した対応。周到な準備。こうした行動を取れることが非凡なのだと感じました。

■省略項目
今回はまとめを”IBM再建”に絞るのでIBM成立の過程や、初代社長等主要な人物に関してWikipediaを読んで補完してください<(_ _)>


■人物+基本事項■
ルイス・ガースナー - Wikipedia
マッキンゼーでのコンサルタントを経て、IBMに入社し、90年代の経営難にあったIBMを再建。ウィルコム等に投資している投資会社カーライルの現会長としても有名。

IBM - Wikipedia

「すべての組織はひとりの人間の長い影にすぎないと言われる。IBMの場合、トーマス・J・ワトソン・シニアであった」
トーマス・J・ワトソン - Wikipedia
トーマス・J・ワトソン・ジュニア - Wikipedia

System-360 - Wikipedia

株価の推移
International Business Machines Corp. - Google Finance


■経営哲学と経営方法■・・・(一部抜粋です)。
・手続きによってではなく、原則によって管理する。
・やるべきことを決めるのは市場(顧客重視)。
・わたしは戦略の策定に全力を尽くす。それを実行するのは経営幹部の仕事だ。
・わたしに問題の処理を委ねないで欲しい。問題を横の連絡によって解決して欲しい。
・速く動く。

自分の責任範囲を"経営"面に限定し、運営面はすべて任せようという線引きが見事です。


■IBMの戦略的失敗■・・・(社内体制的な問題は除く)
・UNIXの台頭「オープン化」の結果、主力のメインフレーム市場でのアーキテクチャーの独占が崩壊。

・パソコン市場の市場規模を見誤る。
・中核の企業向けコンピューター事業に対する脅威と考えなかったため、付加価値の高いOSとマイクロプロセッサーをマイクロソフトとインテルに委ねた。


■再建策■
・会社を一体として保持し、分割はしない(統合されたサービスこそが強み)。
・社内に向かい過ぎていた関心をライバルに対するものに変更。
・主力事業のメインフレームの価格引下げと再定義。バイポーラからCMOSへの移行に成功。
(日立等競合は凋落)。
・売上比の経費を同業他社並みまで圧縮(リストラ)。
・地域の独立王国を解体、世界全体で産業別の組織に再編成。
・アメリカだけではなく、世界中のIBMのすべての広告・ブランド全体の管理を、代理店一社に集約。
・サービス事業を将来の柱として育成(顧客自身による統合の限界を予見)。


■おわりに■
タグ :  IBM ガースナー ストリンガー

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テーマ : お勧めの一冊!
ジャンル : ビジネス

本田宗一郎 夢を力に―私の履歴書

評価:☆☆☆☆★(4.4)



2001年7月1日第1刷発行。270ページほど。途中でつまる事なく2,3日で読めます。

自動車修理工 →オートバイ製造 →自動車メーカーへ
日本の代表的経営者、”本田のオヤジさん”の伝記です。

機械弄りの好きな手先の器用な少年。飛行機に憧れる。
電気工夫を真似ておじさんの肩に上がり、ハゲ頭の薄い毛をひねって「俺は電気工夫だ」
。・゚・(ノД`)・゚・。 <やめてぇー。これは可哀相。

床にチョークで図面を書く人だったとか。左掌図の話も面白い。

本田宗一郎 - Wikipedia
本田技研工業 - Wikipedia
Wikipediaがやたら細かいw、投稿・編集した人の熱意を感じますw

Wikipediaが詳しいので年表作りは簡略化してポイントを絞った解説にします。


■簡易年表■・・・四輪進出の流れは省略
1917年(1914年?)、20キロ離れた浜松まで一人で飛行機を見に行く。

1922年、高等科卒業を期に東京の自動車修理工場「アート商会」の丁稚小僧に。

1946年、本田技術研究所設立。
軍が使用していた通信機の小型エンジンを自転車につけたモーターバイクを製作。

1949年、オートバイ「ドリーム号」開発。
8月、竹島弘氏の紹介で藤澤武夫氏と出会う。

1952年、「カブF」発売。

1953年頃、資本金6千万で、4億5000万円分の外国製工作機械を輸入。藤澤氏(当時専務)は金策に奔走。

1954年1月、株式公開。マン島TTレースに出場宣言。
設計不良・返品のため資金繰り問題発生。藤澤氏の交渉で難を逃れる。

1958年、「スーパーカブ」発売。

1964年、F1レースに初参加。翌年初優勝。

1973年、本田宗一郎、藤澤武夫引退。
「おれは藤澤武夫あっての社長だ。副社長がやめるなら、おれも一緒。辞めるよ」


■もうひとりの創業者、藤澤武夫■
藤沢武夫 - Wikipedia
考案
「エキスパート(専門職)制度」「研究所の独立」「集団思考の役員室」

■空冷水冷論争(1969年)
カリスマの限界。設計変更の連続による社内の疲弊。
藤澤氏、本田宗一郎氏に決断を迫り、翌年には4専務による集団指導体制へ移行。

■DMで販売網を創る。
自転車店にダイレクトメールを送り販売店に。しかも、前金を受け取ることに成功。
カブ号は15000件の自転車店で販売され、二輪車市場でのホンダの飛躍に繋がった。

■スーパーカブによる北米進出
マス商品だから輸出は不可欠・・・、商品特性の理解。販売力による商品価値の最大化。勉強になります。


■おわりに■
以下、管理人の適当な感想なので、続きが気になる方は読んでください↓

タグ :  ホンダ 本田宗一郎 藤澤武夫 カブ

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テーマ : ビジネス・起業・経営に役立つ本
ジャンル : 本・雑誌

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・会社君大好きさん
理系九州男児。自転車、登山、ミリタリー系ニュースが好物。まれにFPSも!?
アングラ系、軍事系、アメリカ系ニュースと、情報収集の達人。
その圧倒的な情報量で育てていただきました(-人-)ありがたや
当ブログのリンクの大半は彼の功績でしょう。
 
最近ではFXやシストレにも関心が向かっているようで多彩。シキボウ・ダイワボウ・重工系には特別な愛着があるような?
英語の学習も継続されているようで、見習いたい!
 
・Jinさん
(mixiでのハンドルは優陣)
ゴッド、上級トレーダー。犬飼ってることと、PC自作スキルがあるらしい。
その節は私が短慮を起してしまい本当にご免なさい(-人-)
 
勝手に任命しました(o^^o)dグッ
読者の皆さんもわからないことなどあれば、コメント欄で上記の賢者の方々に質問してしまいましょう(マテ
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投資歴数年の株式投資家、収支公開は未定。
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